蕪汁。
2009年 06月 18日
何故かベニバナ。こういうときに蕪の写真があるといいのになあ。
雨降りが多いこの頃・・・・。
読書が進むこと進むこと・・・・。
しかし読むと終わるまで動かなくなってしまうのでキケンです。
ここの蕪汁は、小さい株を丸ごと使っていた。
蕪の葉を少し散らしてあるだけで、ほかには具が入っていない。
味噌は味も濃い色も濃い赤だしで、
独特の、ちょと焦げ臭いような風味があったが、淡白な蕪の味に、それがよく合っていた。
-宮部みゆき 『初ものがたり』より。
この本の中に出てくる稲荷寿司屋(しかも屋台)の
親父さんのだすご飯がおいしそうなこと美味しそうなこと。
蕪は不得手なのですけども・・・。
こんな風に書かれるとものすご~く食べたくなってしまいます。
この親父さん、タダモノではないようで、
しまいには甘味まで(薄い海老茶色の柿羊羹!!!)出してくる!!!
宮部さんの時代ものはとてもよいです。
美味しそうに書く人が大好きだ。
でもこの続きが読みたいのにまだ出てないと!?くうう・・・・。
稲荷寿司も、ほんのり甘みのある味付けに、
固めに炊いた飯の酢がつんときいている。
くううう!!!
美味そう!!!!ウマソウ☆
今日のご飯はグラタン(え?)ですが、
稲荷寿司&蕪汁もいずれ食卓にのぼりそうです。
あれ?蕪の旬はいつだっけかしら・・・・・。
by noratamago
| 2009-06-18 16:07
| 美味しいもの。